北海道地域保健課によると、4月24日、倶知安保健所管内の医療機関から、患者や職員に下痢などの症状が見られると保健所に通報がありました。患者と職員の計11人に、4月21日から4月25日にかけて下痢や嘔吐、発熱などの症状があり、このうち5人が治療を受けました。
4月15日に名寄保健所管内の医療機関、4月1日に室蘭保健所管内の医療機関でそれぞれ感染性胃腸炎の患者の発生を確認しており、倶知安を含めた3施設で症状が見られたのは計50人となりました。このうち20人からノロウイルスが確認されたといいます。
ノロウイルスの患者発生について、道地域保健課は「主に11月から3月に集中して発生するが、1年を通して発生が見られる」と指摘しています。集団発生が起きた医療機関に対し、管轄する保健所が、職員や患者の健康状態の把握、手洗いの励行、施設内の消毒、といった感染防止対策について指導したといいます。
感染性胃腸炎などは、幼児や高齢者などに対する感染は高く、注意が必要です。特に職員が感染源となってしまうこともあるため、各医療機関としては、健康状態の把握などの再徹底がされているとは思いますが、なかなか医師においては、両極端というか、まだまだ感染に対する意識が低い医師が多く存在することが、悲しい足元の現実です。
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