今年度の社会福祉士国家試験は2015年1月25日に実施され、4万5187人が受験しました。このうち合格者は1万2181人で、前回より359人減りました。2015年度の合格者のうち、福祉系大学などの卒業者は59.6%で、養成施設の卒業者は40.4%でした。男女比で見ると女性が64.7%を占めていました。
また厚生労働省は、1月24・25日に行われた今年度の精神保健福祉士国家試験(第17回)の合格者も発表しました。精神保健福祉士国家試験の受験者は7183人で、合格者は前回試験より253人多い4402人でした。合格率は61.3%で、前回試験より3.0ポイント上昇しました。累計合格者数は7万569人となりました。
2025年に向けて地域包括ケアシステムということで、在宅を進めていこうとしている中で、介護力は非常に重要性を増してきます。ただその介護の人材不足は今すでに不足していると警鐘が鳴らされている中、なかなか厳しい合否結果となりました。また無事合格しても安定した生活を送れるほどの収入が確保されているかというと、そうでもない現状がある中、処遇改善加算が見直された介護報酬改定ですが、抜本的な改善になっているのかどうか。
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