WHOによると、世界で2012年、約40秒に1人が自殺した計算になります。70歳以上の自殺率の高さが目立つほか、15~29歳でも自殺が2番目に多い死因となっています。自殺手段として最も多かったのが、農薬、首つり、拳銃の三つでした。うつ病などの精神疾患と自殺との関連がみられる一方、金銭問題や病苦を理由に衝動的に自殺する人も多いといいます。戦争や災害を経験した人や、難民、同性愛者、囚人らの自殺率も高いと指摘しています。
日本の2012年の自殺者は約2万9000人でした。年齢調整した自殺率は、世界平均の10万人当たり11.4人より約60%高い現状です。他国では、米国12.1人、中国7.8人、韓国28.9人などでした。
WHOは 、自殺の原因となる精神疾患などの早期治療や、自殺未遂の経験がある人のフォローアップなどの対策を通して自殺は予防できると強調しています。医療従事者や教育関係者、法律家、メディア関係者など社会のさまざまな部門の人々が協力して自殺予防に取 り組むよう各国に呼び掛けています。WHOは2013年の総会で採択した精神疾患に関する行動計画で、各国の自殺率を20年までに10%削減する目標を掲げています。
救いたくても救うことが出来なかった命がたくさんあります。その一方で自らの意志で命を落とす方もいます。それぞれのバックグラウンドが異なりますので、あまり決め付けた言い方は良くないのかもしれませんが、でもやはり自らの意志で命を落とすということは、あってはならないことであると思います。
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