2015年2月3日火曜日

インフルエンザ患者 1000万人を超えた

 国立感染症研究所は1月30日、今シーズンにインフルエンザで医療機関を受診した患者の推計が1000万人を超えたと発表しました。1月19日から1月25日までの週(定点医療機関約5000か所)の定点当たりの患者報告数は、前週比7%増の39.42人となり、3週連続で警報基準値の30.0人を上回りました。






 都道府県別では、宮崎県が最も多い86.05人を記録しました。鹿児島県(78.59人)や山口県(75.12人)、熊本県(71.68人)、大分県(71.57人)、佐賀県(70.03人)、沖縄県(65.16人)、福井県(63.31人)、愛知県(60.98人)、福岡県(60.72人)などでも多い状況でした。
 この週に全国の医療機関を受診した推計患者数は、前週よりも9万人少ない約192万人でした。年齢別では5―9歳(約39万人)が最多でした。10―14歳(約31万人)や0―4歳(約22万人)なども多かった状況でした。2014年9月以降の今シーズンの累計患者数は1017万人となりました。
 ウイルスの検出状況については、直近の5週間ではAH3 亜型の検出割合が最も多く、次いでB型、AH1pdm09の順でした。基幹定点医療機関から報告のあった入院患者数は1644例で、前週(1797例)よりも減少しました。

学級閉鎖などが増えてきている状況で、各医療機関も注意が高まってくる時期です。どうして体力が弱まった方の感染はリスクが高いだけに細心の注意が必要となっています。手洗いうがいの励行はもちろんのこと、マスク着用による予防も必要となります。このピークを越えると次は花粉症の季節が到来します。私は当分マスクが外せない生活が続きます。








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