2015年4月7日火曜日

長寿の要因とは

都道府県別平均寿命で 日本一となった要因を分析していた長野県の研究チームは4月2日、長年にわたって医療関係者や健康に関わるボランティアの連携した活動の積み重ねや、生きがいを持って生活していることが長寿につながっていると結論づける報告書をまとめ、公表しました。






 チームは400点以上の文献・資料を調べ、約30人の医師らに開き取りを実施しました。その結果、長野県内の広い地域で、戦後の復興期から今日まで、結核や生活習慣病などの年代ごとの健康課題に、医療関係者や食生活改善推進員といったボランティアが積極的に関わってきたことが浮かび上がりました。また、長野県は就業率の都道府県順位が男性5位、女性4位(2007年)、ボランティア参加率が女性14位(2006年)と比較的高く、積極的に社会と関わり、生きがいを持って暮らしを送っていることも長寿の要因になっていると分析しました。ただ、高齢化に伴って健康ボランティアのなり手が減少傾向にあることなどの課題も生じており、長野県は「これまでの強みを継承するため、長野県民の意識をさらに高める取り組みに力を入れたい」としています。厚生労働省によると、2010年の長野県の平均寿命は、男性80.88歳、女性87.18歳でともに都道府県別で全国 1位でした。

これから少子高齢化が進んで行く中で、平均寿命とともに意識すべきものに健康寿命があります。いかにその差を縮めることができるかが医療費抑制の鍵でもあります。これから予防医療がますます注目を浴びていくと思いますが、ただ健保の財政は厳しく人間ドックの補助が減ってきているのも事実です。確かに高齢者の方々が医療費の大半を使用しているので、そこに対する取り組みも重要ですが、治すべき年代の健康に対するケアがもっと厚くなるべきではないかと個人的には感じます。








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