2014年8月9日土曜日

トモニン 仕事と介護の両立支援のシンボルマーク

厚生労働省は8月6日、公募で決めた「仕事と介護を両立できる職場環境」整備促進のシンボルマークの愛称を「トモニン」とすることを発表しました。178件の応募作品から選ばれたもので、「介護をする人を職場で支えて、ともに頑張っていく」という意味が込められているといいます。

 厚生労働省では、親の介護などで離職を余儀なくされる人の中には、企業でも中核的な役割を担う人が少なくないことから、「離職防止は、企業の持続的な発展にとって重要な課題であります」(職業家庭両立課)とし、積極的に介護離職防止に取り組む企業であることを示すシンボルマークを公募することを決定しました。今年3月には、WORK(仕事)の頭文字Wと、CARE(介護)の頭文字Cを組み合わせて、仕事と介護を両立させ、未来を歩くイメージを表現したマークを選出していました。







 シンボルマークと愛称を活用するには、厚生労働省の両立支援のひろばに、自社の介護休業関係の取り組みなどを登録すればよいです。ただ、独占的または営利目的での使用、趣旨に反した不適当な使用、育児・介護休業法や労働基準法などの労働関係法令に違反する重大な事実がある企業―では使用することができません。

 今後、厚生労働省では、マークや愛称を用いて、介護離職を未然に防ぐための取り組みを普及・推進する方針です。


これから超高齢化が進み介護の問題を少子化が拍車をかけていきます。みこし型からきばせん型そしてかたぐるま型などと高齢者を支える負担は大きくなってきます。どうしても介護に重きをおくと、仕事との両立は困難になってきます。いかに介護サービスを利用しながら介護をしていくかということがポイントですが、厚生労働省の方向性では施設から在宅へのシフトを強く謳っています。在宅で看れる家族がいなければ実現不可能です。かたや介護による離職防止を謳うとは、両方が実現すれば夢のような話でしょう。シンボルマークや愛称を考えるより、もっと優先課題があると感じるのは私だけでしょうか。








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