笹井氏はSTAP論文を執筆した理研の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の指導役で、再生医療研究の第一人者でした。 STAP細胞の有無を確かめる検証実験が続いていますが、論文に関係する主要研究者の1人が亡くなったことで真相究明への影響も懸念されています。
県警と理研によると、笹井氏はセンターの敷地内にある「先端医療センター研究棟」5階の階段部分の手すりに、ひも状のものをかけて、首をつっていたとのことです。半袖シャツにスラックス姿で、踊り場に靴がそろえてありました。巡回中の先端医療センター関係者が発見し、午前9時すぎに110番 があったといいます。そして午前11時ごろ、死亡が確認されました。研究棟は5階建てで、2階に笹井氏の研究室がありました。理研関係者によると、STAP細胞の論文問題が起きてから、笹井氏は心療内科を受診しており、体調が悪そうだったといいます。笹井氏は今年1月に理研が成果を発表した記者会見にも同席してお り、論文疑惑が発覚した後も、細胞が存在する可能性を強調していました。
このニュースは多くの医療従事者にも衝撃を与えたと思います。再生医療研究の第一人者だった笹井氏が命を絶ったということは、それが答えなのだと捉える方も多くいます。もちろんSTAP細胞の存在を信じて検証実験の結果に夢と希望を抱いている方も多くいます。何かのカタチで結論を出さなくてはならないのですが、人の命を救うはずの医療において絶たれてしまった命がそこにあったことは、これ以上不幸なことは無いと思います。ご冥福をお祈り致します。
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